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外国人スタッフの採用決定から入居まで、実際どれくらいかかるのか?

  • 坪井 HaruNest
  • 2 時間前
  • 読了時間: 7分

はじめに


「採用が決まったので、来月から住める部屋を用意してほしい」

——現場では、こうした依頼が飛び交います。

しかし実際には、物件探し・入居審査・契約手続き・ライフライン手配など、複数の工程を経る必要があり、思っている以上に時間がかかるのが実情です。


「部屋だけ決まればすぐ住める」という感覚のまま動き出すと、入社予定日までに住居が間に合わないという事態にもなりかねません。


本記事では、採用決定から入居までの標準的な所要期間を工程ごとに整理し、採用スケジュールにどう組み込むべきかを解説していきます。





第1章:「思っていたより時間がかかる」その理由



第1節:「決めてから1週間で住める」というイメージとのギャップ



一部の企業担当者では「部屋さえ決まればすぐ住める」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には申し込み後の方が長い日数を要します。


物件を見つけて申し込んだ時点はスタート地点にすぎず、そこから入居審査、契約手続き、ライフラインの開通という工程を経て、ようやく生活を始められる状態になります。


それぞれの工程には、担当者の意思ではコントロールしきれない「待ち時間」が発生するため、全体の所要日数は思っている以上に読みにくいという特徴があります。



第2節:外国人スタッフならではの追加ステップ



外国人スタッフの場合、申込み手続き自体が日本人より時間を要し、申込後の審査にも時間がかかる傾向があります。この傾向は今年に入ってさらに強まっています。


保証会社によっては、在留カードや在籍証明書といった追加書類の提出・確認が必要になり、そのぶん審査に時間がかかるケースも少なくありません。家賃保証会社や管理会社によって求められる証明書が異なる点も、審査を長引かせる一因になっています。


来日前の海外在住者が対象の場合はさらに複雑です。そもそも海外からの審査に対応できる物件自体が限られており、対応可能な物件であっても、管理会社や大家の理解が乏しいケースも多く見られます。海外在住者向けの審査フローに不慣れな担当者とのやり取りでは、通常より確認のやり取りが増え、手続きの進め方そのものを工夫する必要が出てきます。



第3節:なぜ「余裕を持ったスケジュール」が重要なのか



入居希望日から逆算してスケジュールを組まないと、審査や手続きの遅延がそのまま入社日のズレに直結してしまいます。


余裕のないスケジュールで進めると、選べる物件の幅も狭まり妥協を強いられるだけでなく、審査に通らない可能性まで考慮すると、そもそも入社日に間に合わなくなるリスクすらあります。


「まず物件を決めてから考えよう」という進め方ではなく、逆算の発想を最初から持っておくことが重要です。





第2章:工程ごとの標準的な所要日数



第1節:物件探し〜申込みまで



条件を整理し、内見(オンライン内見を含む)を経て物件を絞り込むまでの期間は、動き方次第で数日から数週間と幅があります。「外国人入居可」物件はそもそも数が限られているため、条件に合う物件がいつ見つかるかを事前に読みにくいという点も、この段階で考慮しておく必要があります。


希望条件を絞りすぎると候補自体が見つからず、この段階だけで数週間が経過してしまうケースも珍しくありません。



第2節:入居審査〜契約締結まで



一般的な入居審査は、申込みから5〜10日程度が目安です。以前であれば書類さえ揃っていれば早く進むケースも多くありましたが、最近は書類が揃っていても時間がかかることが増えてきています。


審査には管理会社・大家・保証会社という複数の主体が関わるため、どこか一つで確認に時間がかかると、全体のスケジュールがそのまま後ろ倒しになります。土日祝日は管理会社も大家も休業していることが多く、申込みのタイミング次第では、実質的な審査期間がさらに延びることもあります。

審査通過後は、契約書の取り交わしと初期費用の支払いを経て、契約完了となります。

ここでさらに数日を要するのが一般的です。


来日前の海外在住者の場合は、契約金の支払い自体にハードルがある点にも注意が必要です。

ほとんどの外国人が日本で利用可能なクレジットカードを持っていないため、海外送金や日本にいる代理人からの支払い調整などで手続きや着金確認に時間がかかることもあり、国内在住者よりも余裕を持ったスケジュールが求められます。



第3節:契約完了〜入居まで(ライフライン手配)



契約が完了しても、それだけでは生活を始められません。

電気は比較的短期間で使用開始できる一方、ガスは開栓に立ち会いが必要なため、入居のおおよそ1週間前までには申し込みをしておく必要があります。水道についても3〜4日前までの手続きが目安とされていますが、余裕を持って早めに動いておくに越したことはありません。


特にガスは、繁忙期には希望日に立ち会いの予約が取れないこともあるため、入居日が決まった時点で早めに動き出すことが重要です。


家具家電の搬入・設置のタイミングも合わせて調整しないと、契約自体は完了していても、実際に「生活できる状態」にはなりません。この最終段階まで見込んでおくことが重要です。





第3章:採用スケジュールにどう組み込むか



第1節:入社日から逆算したスケジュールを組む



「入社日イコール入居日」ではなく、入社日の数日前には入居が完了しているのが理想的な状態です。

ここまで見てきた各工程を踏まえると、物件探しから入居まで、少なくとも1ヶ月~1ヶ月半を見込んでおくと、余裕を持って進めることができます。

採用が内定した時点で、住居手配のスケジュールも同時に走らせ始めることが、無理のない受け入れにつながります。



第2節:海外在住者の場合はさらに前倒しで動く



来日前の内定者の場合、本人確認や契約手続きの進め方が国内在住者とは異なり、通常より時間がかかりやすくなります。

加えて、在留資格認定証明書の交付など、住居手配以外の手続きとも並行して進める必要があるため、できるだけ早い段階から準備を始めることが重要です。

目安として、住居手配だけでも1ヶ月半〜2ヶ月程度の余裕を見ておくと、直前になって慌てる事態を避けられます。



第3節:スケジュール管理を外部に任せるという選択肢



物件探し・審査・契約・ライフライン手配という複数の工程を、採用担当者が本業と並行してすべて管理するのは、大きな負担です。


特に複数名を並行して受け入れる場合、進捗状況の管理だけでも相当な手間がかかります。


「Aさんの審査は通ったが契約書がまだ」「Bさんはガスの立ち会い日程を調整中」といった細かい進捗を、案件ごとに把握し続けるのは、他の業務と兼務している担当者にとって現実的に厳しい場合も多いでしょう。


HaruNest合同会社では、入社日から逆算したスケジュール管理も含めて、物件探しからライフライン・家具家電手配などの入居準備までをサポートしています。





まとめ


採用決定から入居までは、物件探し・審査・契約・ライフライン手配という複数の工程を経る必要があり、「物件を決めてからすぐ住める」というイメージとは実際には大きなズレがあります。


それぞれの工程で担当者の意思ではコントロールしきれない「待ち時間」が発生するため、思っていたよりも全体のスケジュールは長くなりがちです。

入社日から逆算して、余裕を持ったスケジュールで動き出すことが、スムーズな受け入れの鍵になります。


特に外国人スタッフ、とりわけ来日前の内定者を受け入れる場合は、審査・契約・ライフライン手配のいずれの工程にも通常より時間がかかりやすいため、通常よりも早めの着手が欠かせません。

「採用が決まってから住居手配を考える」のではなく、「採用と同時に住居手配のスケジュールも動かし始める」という発想の転換が、結果的に入社日に間に合わせるための最も確実な方法だといえます。


複数名を並行して受け入れる場合や、社内で進捗管理まで手が回らない場合は、無理に自社だけで抱え込む必要はありません。スケジュール調整でお困りの場合は、ぜひ一度HaruNestへお問い合わせください。



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